0001大地の恵みの名無しさん2023/05/26(金) 09:29:48.81ID:iqnTkee4
エエか?語ってもエエか?
まずな、カボチャといっても、一口に言って5種類あんねん
・セイヨウカボチャ(Cucurbita maxima)
・ニホンカボチャ(Cucurbitamoschata)
・ペポカボチャ(Cucurbita pepo)
・クロダネカボチャ(Cucurbita ficifolia)
・ミクスタカボチャ(Cucurbita mixta)
ほんでな、日本で経済的に栽培されてんのが
セイヨウ、ニホン、ペポの3種や
クロダネは野菜として利用するよりは、病気にそんなに強くないウリ科の野菜(キュウリ、ゴーヤ、スイカ、メロン)の苗の接ぎ木に使われるんや
ミクスタカボチャは日本で利用する習慣はない
実がばかでかいから今の日本の住宅やったら置き場所に困るっつうのも原因としてある
0004大地の恵みの名無しさん2023/05/30(火) 14:51:16.05ID:pemxYANX
で、昭和5年(1930年)になって東京都立川市の農家が、宮城県から持って帰ったカボチャの種を蒔いて栽培はじめたんが「東京カボチャ」つう品種なんよ。
皮の色が灰色っぽい緑色やから、青皮栗カボチャともいわれとる。これは結構保存も利くし、あとほこほこして甘いから今でも家庭菜園
家庭菜園でも栽培されてる。
0005大地の恵みの名無しさん2023/05/30(火) 14:58:11.26ID:pemxYANX
それとほぼ同じくらいに福島県の「会津栗」つうて皮が赤っぽいオレンジ色になる品種があって、それともう一種皮が赤い品種を組み合わせて、「打木赤皮甘栗」という品種が出来上がったんよ。
ほんで、この品種はなかなか美味いんやけど、しっとりした食感であんまりセイヨウカボチャっぽくないねんな。時代は下って昭和39年、カボチャのF1品種(一代交配)が日本で初めて作られた。それが今も人気の「えびす」つう品種や。
セイヨウカボチャの抑制栽培や促成栽培はそのころすでに行われてて、さっき言うた「東京カボチャ」が使われとったんやけど、このカボチャには「時期をずらしてつくると実の形がゆがむ」という欠点があったんよ。
ほんで、「東京カボチャ」と「黒皮甘栗」という品種を組み合わしてできたんが「えびす」や。
0006大地の恵みの名無しさん2024/04/26(金) 18:44:56.01ID:wxA4pUrf