†マリア様がみてる soeur.218† [無断転載禁止]©2ch.net

2017/02/06(月) 19:50:44.53

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――「マリア様がみてる」4thシーズンTV放映終了！BD-BOX発売中！！――
ここは今野緒雪先生原作の「マリア様がみてる」・「～春～(2期)」・「3rdシーズンOVA」
及び、「4thシーズン」について語り合うスレです。
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●前スレ
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2017/07/08(土) 18:52:13.80

>>950
まさかの実写だよ
美少女が一人も出演してないとんでもねえ映画だよｗ
聖役の女の子が話し方を頑張って似せてて、ところどころ豊口っぽい感じが出てる
俺はTSUTAYAでレンタルして観たけど、正直映画館やレンタルで金を落とす価値なしと思う

…ｺｿｰﾘ内緒話だけどYouTubeにまだあるかもよ

2017/07/08(土) 19:09:21.89

ｲﾊﾟﾗﾉﾐﾈｰ(違)

2017/07/08(土) 19:13:25.82

>>946
連投規制か…？
>>951
俺ちょっと感じ悪かったわ、映画けなしてごめんな

>>951の他にも円盤買った人や、買ってなくても映画館で観た人ごめん

2017/07/08(土) 19:22:19.38

マリみての関連を探してる時に実写映画のことは見たな
個人ブログの評価ではなんというか変にマニアックな良さを感じてたようで気にはなってた

2017/07/09(日) 01:05:38.23

波瑠さんが祥子さまだっけ？
黒歴史とか思ってんのかな…

2017/07/09(日) 01:23:30.25

49MDmy/UK
ゴミクズはチラシの裏に書いてろ

2017/07/09(日) 09:12:41.12

祐巳「実は・・・」
先生「うん？」
祐巳「実はその謎の生徒に心当たりがありまして・・・」
先生「へぇ？本当に？」
祐巳「はい。今日、というよりもちょっと前の事なんですが・・・」
祐巳は今日起こったことを事細かに話した
まだにわかに信じられないが先生の話を聞いてしまったら信じざるをえなくなってのだ。
確かに今まで振り返ってみると、それまでいなかったのにいつの間にかいたり、他の人と話をしているのをあまり見たことない。
考えたこともなかったが、そこにいるのが当然だと思っていたのだ。
先生は全て聞いてくれた。聞いたうえで
先生「それで君はどうする？謎の生徒の子を嫌い、避けるかね？」と言ってくれた。
それは祐巳が欲しかった言葉だ。自分も過去の経験者だから今の経験者に言える言葉。正直ありがたい。
祐巳は首を横に振り「いいえ、どんな人であれ友達です。嫌ったりなんて・・・できるはずありません。」と正直に言った。不安ではあるが彼女には罪はない。先生「うん。そうだね。友達だもんね。」
先生も笑顔で返してくれ、さらに
先生「第一その生徒をみえるのは極一部なんだ。逆に幸運と考えるべきだ。私は君がうらやましいよ。」と、話す先生は少女の様に笑う。
祐巳「はい。そうですね。」笑顔で返した。いつまでも不安がっててはいけない。
それを感じ取ったのか
先生「大丈夫。彼女に害はない。だれかを傷付ける事なんてない。安心しなさい。その証拠に私の時に見えた二人とも今も元気だ。」と励ましてくれた。
祐巳「はい。ありがとうございます。」その言葉が暖かく胸にしみた。
それをみて安心と判断したのか
先生「さて、今日はもう遅い。もう帰りなさい。」外をみて暗くなったのを確認すると先生らしく言った。どのくらい話をしていたのだろう。夕暮れだった外は薄暗くなっていた。
祐巳「はい。では、失礼します。本当にありがとうございました。」お礼をいい頭を下げた。
先生「うん。気をつけて帰りなさい。」
それを聞いて再度頭を下げ、職員室の扉を開け出ていった。
いい先生に出会えた。それだけで心が弾み、足が軽くなる。寂しい下校時間も寂しくなくなる。そう思い下校した。

一方職員室では
鹿取先生「あれは・・・今出ていったのは・・・福沢さん？」
テスト問題の作成に集中していたので祐巳がいたことに気付かなかったようだ
鹿取先生「こんな遅くまで何をしていたのかしら？」すっかり暗くなった外をみながらつぶやいた。
もう自分以外誰もいない職員室は寂しいかぎりだ。今日はこれまでと決め、書類を片付け、職員室を後にした。

数日後、薔薇の館
祐巳は再び事件に遭遇する

2017/07/09(日) 11:22:29.72

ｶﾞﾗﾌﾟｰしつけえなｗ
以前同じ事して追い出されたの忘れたの？

2017/07/09(日) 11:42:07.68

今SS書いてくれてるのは俺じゃねえよ
文体が全然違うのに気づかねえのか

2017/07/09(日) 17:21:32.18

マリア様の心、それは

2017/07/09(日) 17:50:01.54

志摩子「ねえ、由乃さん。私が祥子様からのスールの申し込みを断らなかったら、祥子様と祐巳さんは出会っていたのかしら？」
由乃「うーん。あの2人はマリア様のお導きみたいな感じだからね。スールじゃなくても出会ってたんじゃない？」
令「きっと聖様なら、祥子と志摩子がスールになってたとしても、志摩子を奪いに行っていたと思うよ」
由乃「黄薔薇革命より先に、白薔薇？紅薔薇？革命が起こってた訳ね！危なかった、私の代表作がなくなるところだった」
令「由乃は黙ってて。マリア様のお導きなら聖様と志摩子も同じだと思うし。結局、祥子と祐巳ちゃんもスールになっていたと思うよ」
志摩子「そうですね。祥子様が卒業してスールじゃなくなったら、祐巳さんの心に隙はできるのでしょうか」
令「えっ？そうだなあ、それは祥子と祐巳ちゃんもしだいだけど。物理的な距離に心の距離が比例するかもしれないけど」
祥子「何を話しているのかしら？」
由乃「聞いてください祥子様！志摩子さんが、自分が祥子様と姉妹になっていたら黄薔薇より先に革命が起こせたのに！って言うんですよ」
祥子「よくわからないわね」
令「違うでしょ、由乃。祥子と志摩子がスールになっていたら、祥子と祐巳ちゃんは出会っていたのか？って話よ」
志摩子「すみません、祥子様。こんな話」
祥子「いいのよ、気にしてないわ。志摩子のおかげで祐巳とスールになれたのかもしれないけど、私も祐巳を探し出していたと思うわ」
志摩子「運命ですか」
祥子「どうかしら。でもごめんなさいね志摩子。卒業しても私は祐巳を手放す気はないの」
志摩子「！やはり祥子様はわかっておられたんですね」
祥子「ええ。あの子に関する事だもの」
志摩子「でしたら、私も運命にすがってみようと思っています。祥子様が祐巳さんと同級生でないのも運命です。私が祐巳さんと同級生で、祥子様が卒業してからも一緒にいられるのも運命」
祥子「そうね。それにしてもどうしてあの子はこんなに人気者なの。志摩子まで祐巳じゃなくても。由乃ちゃんや令でいいじゃないの」
志摩子「申し訳ありません、祥子様。それは無理です」
祥子「そうよね。私も祐巳がいいわ。私と志摩子がスールになっておけば、祐巳と私は出会わなかったかもしれないと後悔しているのね。」
志摩子「はい」

2017/07/09(日) 17:59:18.85

これは続きなの？別なの？

2017/07/09(日) 22:38:03.29

SSイラネ
便所の壁に書いてろクソが

2017/07/09(日) 22:50:35.57

読みたくない奴は読まなきゃいいだけだろ
マリみてに限らず、アニメ板他作品スレでもちらほらSSを見かける
アニメが終了してんだし、アニメの話題だけじゃスレがもたないだろ
NG登録するなり何なり自衛するなりコロッケ大好きナリよ

2017/07/10(月) 00:08:06.21

ここが便所の壁2ちゃんです

2017/07/10(月) 07:38:28.40

志摩子さんが祐巳を狙うssは大好物です

2017/07/11(火) 02:43:14.23

薔薇の館に祥子さまと令さまがいらっしゃらない時だった
近々の行事の仕事をし終えて帰る前に雑談をしている時ふいに発した言葉からの流れだった
「桂さんってどちらの方でしたかしら・・・？」
あまりにも意外な言葉に祐巳は一瞬時が止まったかの様に思えた。
前回の様子からして見えると思われていた志摩子さんの言葉だ。
雑談をしつつも祐巳は志摩子、由乃の３人の時は極力桂さんの名前を出さないように気をつけていた
もし言葉にして二人とも見えない人だったらと思うと気が気でないからだ
しかし注意したにも関わらず桂さんの名前が出てしまった事に焦りを感じた
あろうことか由乃さんの口から桂さんの名前が発せられるとは思わなかった
おそらく薔薇の館に来る前に桂さんと出会ったのだろう
そこで面白い話をして薔薇の館で話そうと決めたに違いない
で、いざ話してみると他の二人は笑ってくれたが志摩子さんはその話をした桂さんの事が誰だかわからなかったから誰のことか聞いたのだろう
前回桂さんの事が話題になった時はたまたま桂さんと接触していたばかりだったのかもしれない
まぁなんにせよ二人とも見えない人という事が確定してしまった
誰かと聞かれた当の由乃さんも誰だかわからないとばかりに首を傾げていた
これで今の薔薇の館メンバーで桂さんが見えるのは祐巳と祥子さまということになる
令さまはこの話が出るときは居ないことが多いのでわからないが見えそうにないのでそういう事にした
結局紅薔薇姉妹だけかと考えていたら二人の会話は別のものになっていた
そうこうしている内に時間になったので下校することにした
下駄箱の玄関で二人と別れた後、気になったので中庭に行ってみることにした
最近意識して桂さんを見つけようとしても探している時は見つからないことが多いのでいそうな場所に行こうということにした
中庭に向かって歩いていると中庭の植木の近くに佇んで居る人を発見した
近くにいかなくても誰だかわかるほどなのでその人の場所に近づいていった

ほんの数十メートルの距離まで近づいたので
祐巳「ごきげんよう」と声をかけた
するとその人も振り返り「ごきげんよう」と返す
相変わらずの笑顔なんだその人は
祐巳「ねぇ桂さん。聞きたい事があるんだけど？」

2017/07/11(火) 08:26:15.69

桂さんって原作だけのキャラかと思ったらアニメにも出てたのか…
不遇な扱いからネタキャラにされてた人なのね

2017/07/11(火) 13:23:43.30

桂は苗字が無いだけで名前があるだけまだまし
やさぐれて手負いの獣状態だった聖の心を癒やしてくれた、
スーパーロサギガンティアは苗字も名前もない完全な名無し
モブ同然の扱いひでーよ

2017/07/11(火) 23:54:25.31

>>970
確かに言われてみればそうだね
あれだけ活躍や貫禄のある方なのに変だね

2017/07/11(火) 23:59:09.33

薔薇さまは本名があまり出てこないもの
初代三薔薇の名前が出てきたのも原作だといばらの森あたりでしょ

2017/07/12(水) 02:10:12.75

いきなりの祐巳の言葉にも動じない桂をみてさらに言葉を続けた
祐巳「ねぇ桂さん。桂さんは何者なの？」
祐巳の口からはあまりにも直接的な言葉が出てきた。
数日前のように邪魔されたくない気持ちとあまり言葉を濁して質問する程頭の回転が良くない祐巳としては精一杯の質問だった
桂「何者って・・・」そのストレートな質問に驚きはしているが笑顔は崩れない。
桂「何者・・・？何者ねぇ・・・」答えがでないで呟いている桂を祐巳は見ているしかできない。
ドキドキしながら答えを待つ祐巳にとって時間が長く感じた
実際は１分も経ってはいないのだろうが祐巳には１時間のように感じられた
ようやく返ってきた言葉も祐巳にはすぐに納得できないものだった
桂「さぁ？」長い間待ってでたあっさりとした言葉に困惑しつつも
祐巳「さぁ？ってなに？なにかないの？天使とか幽霊とか・・・後は、えーと、なんだろう？」相変わらず自分の想像力のなさに祐巳ががっかりしていると
桂「私にもわからないのよ。自分が何者なのかがね」祐巳「えっ？」桂の言葉とさっきまでの笑顔から真面目な顔に変わったことに思わず驚いてしまった
桂「気がついたら存在していた。そう言うしかないのよ。」驚いている祐巳をよそに桂は話を続ける
桂「私の記憶にあるのはある日広い野原にただ立っていた、それだけなのよ」遠い記憶を辿る様に目をつぶりながら思い出しながら話す桂を祐巳は見ているしかなかった
桂「長い間野原だったばしょでは時折、戦がおきていたわ。私はその度に逃げ隠れしていたけど、しばらくしてその人達には見えていない事に気づいたの。それでわかったの、私は普通じゃないって」淡々と話す桂に祐巳はいつの間にか涙を流していた・・・
桂「そうして戦を繰り返した野原にいつしか戦はなくなりその内神社が建ったの」ゆっくり目を開け祐巳を確認し話続ける
桂「神社が建ってしばらくは何もなかったけど、何代目か後の神主の時、初めて見える人に会えたの」
祐巳「会えて、どうしたの・・・？」桂の話に悲しんでいたが少しずつ落ち着いてきて質問をできるようになってきた
桂「言葉や物事の善悪、生活の全てを教わったの」
こんな時でも質問にはちゃんと答えてくれる
やはり桂さんは優しい
桂「そして何より名前をいただいたの」
祐巳「えっ？それって・・・」

2017/07/12(水) 02:12:37.04