0001本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 12:56:42.74ID:WKejfJ8T0
数年前、まだ俺が中学生だった時、変な体験をしたから書いていこうと思う。
爺ちゃん、ばあちゃんの家がある田舎に行った時のことだ。
虫取りでもしようかと、外に出ていた。
すると、3軒くらい先の屋根に見慣れない動物が乗っているのが見えた。
動物に詳しかった俺でも、なんなのかわからない。
毛は赤と茶色の間のようで、顔の一部を除いてほとんどを覆っている。
猿のようなんだが、爬虫類のように腹をべったりとつけていた。
こんなやつ見たことがない。
虫網を持ってると、走りにくい(=追いにくい)ので、一度爺ちゃんの家に置きに行った。
0002本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 13:00:48.83ID:WKejfJ8T0
俺は、爺ちゃんに、「猿みたいなやつ追っかけるね!」と言って家を出ようとした。
爺ちゃんは、止めようとしていたが、俺はそのまま出て行った。
さっきの場所に、奴はいなかった。
爺ちゃんの家の周りに、学校の友達の爺ちゃんの家もあるんだが、偶然友達も来ていたので、
一緒に探しに行った。
その時、電柱の上に何か乗っていた。
犬?か何かの死体。
かなり大きい犬だ。
あんな高さに持っていけるような動物はいない。
しかし、そのことを認めたくなかったのか、鷹かなんかだろ、と俺は片付けた。
0003本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 13:18:58.25ID:WKejfJ8T0
あまりにも見つからず、飽きてきた俺は、ふと空を見た。
すると、電線の上に、奴はいた。
最初は後ろを向いていたんだが、ゆっくりと振り返った。
人間みたいでギョロッとした目と目が合ってしまった。
友達は「うぉっ。」と声を出してしまった。
すると、友達は急に苦しみだし、倒れこむと、犬のような四足歩行になり、
「ヴおおおおぉぉぉぉおぉお…」
という声を出している。目も、ギョロッとしている。
俺は、警戒しながら友達を見ていた。
その後、2分ほどすると、再び苦しみだし、元に戻った。
「大丈夫か!?」と聞くと
意味がわからない、というように首を斜めにした。
0004本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 13:24:42.59ID:WKejfJ8T0
なんか怖くなったので、俺は爺ちゃんの家に逃げ帰った。
そして、今あったことを全て話した。
すると爺ちゃんは、怒っているようなあきれているような表情で、
「お前は、アレにあったな」
と言い、紙に『紅猿鬼』と書いた。
「ひ、さる…」と読もうとすると、爺ちゃんは俺の口を塞いだ。
「言うだけで呪われてしまうんだ。お前はこいつに狙われとる。」
狙われとる、という事は、食われてしまうんだろうか…と考えていると、
爺ちゃんは、塩を取り出して、ティッシュの上に広げた。
そして、紙に包んで持っていた謎の白い粉(塩ではなさそう)を混ぜた。
お守りの袋のようなものを取り出し、その中にこれを入れ、お札?を入れた。
「これは肌身離さず持っていろ。今日はもう外に出るな。」
と言って、そのお守りを机の上に置いた。
0005本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 13:28:44.27ID:WKejfJ8T0
言われた通り、屋内にずっといたのだが、夕方ごろ、外から何か聞こえてくる。
「ヴイィイイイィイヨオォォォォォオ」
という感じ。
人のようにも、鳥のようにも聞こえる。
とても怖くなって、おばあちゃんのとなりにずっといた。
すると、カッ、カッというような足音が、縁側の方に近寄ってくる。
ばあちゃんは、
「大丈夫、このお守りがあれば絶対安全だからねぇ。」
と優しく言ってくれたが、やはりとても怖かった。
夜になると、お坊さんたち数人が入ってきて、なにやらしていた。
やはり、奴は霊的なものらしい。
0006本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 13:32:07.36ID:WKejfJ8T0
その夜。
おばあちゃんと爺ちゃんに挟まれて、布団で寝た。
夜中、突然トイレに行きたくなり、(怖いので)爺ちゃんを起こすため揺すってみたが、
いびきをかいたまま起きてくれない。
ばあちゃんも同様。
すると、また、
「ヴィヨオォォォォォオ」
という声が聞こえてきて、足音も聞こえた。
街灯の光を受け、障子の向こうに、奴の影がうつった。
オオカミみたいに、首を高く上げて、「ヴィヨオォォォォォオ」と鳴いた。
いつのまにか寝てしまっていたようで、その後は覚えていない。
その後、あの場所には行っていない。
紅猿鬼って中学生のチャリンコ暴走族の名前みたいだな
0008本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 14:02:53.22ID:WKejfJ8T0
追伸
当時爺ちゃんの言葉を書いたノートが残ってたので、内容を書いてみる
昔から、奴は現れていたらしい。
それを封じ込めるため、住処のA山(仮称)に彼岸花を大量に植え付けて力を弱らせ、
最後はA山の木々に、合計50枚のお札を貼り付けて封じ込めたらしい。
何故また復活したのかは、
爺ちゃん曰く、「封印される直前、器(うつわ)から抜け出て逃げたんだろう」
と言っていた。
何かに取り付いて操作するらしい。
取り憑かれたものは、生気を奪われて衰弱していき、最後には、体内から弾け飛ぶとか。
0009本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 14:06:25.89ID:7HLatxpF0
み
0010本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 14:06:50.19ID:7HLatxpF0
見てるよ
0011本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 14:19:25.27ID:WKejfJ8T0
調べてみたら俺みたいな体験した人多いのね
0012本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 14:21:38.10ID:l98T+srQ0
猿は神様の使いなんだけどな
山王信仰にしても庚申信仰にしても
バックグラウンドがペラい創作は全然怖くないね
もうちょっと精進してね
0015本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 15:23:15.52ID:yve79h+10
0016本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 15:43:54.22ID:WKejfJ8T0
創作っぽいけど実話
マジであった話
書き方が悪いのと意味不明なので創作っぽくなっちゃってるけど
0019本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 17:04:24.84ID:WKejfJ8T0
爺ちゃんは生きてる
0020本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 17:08:50.76ID:WKejfJ8T0
洒落怖 なにかいる
これは、以前俺の話をネットに出していた時、これを元に創作してくれた話だそうだ
ジジイのノートがまだあるならうp
ないならジジイの語りをmp3でヨロ
>>4
>>「お前は、アレにあったな」
と言い、紙に『紅猿鬼』と書いた。
「ひ、さる…」と読もうとすると、爺ちゃんは俺の口を塞いだ
紅の文字を読む時に真っ先に「ひ」が出るもんかな?通常は「く」か「べ」じゃないのかな。
日常的に紅を「ひ」と読む何かの呼称の物が>>1の周りにあったりしたのかね 0025本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 20:14:44.45ID:WKejfJ8T0
>>24
なぜか無意識にひ、と言ってました。
特にそういうように読むようなものはまわりにはなかったですが。 0026本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 20:16:27.44ID:WKejfJ8T0
>>22
あったんだけど、あまりにも怖かったので、写真だけ撮って捨てた
画質も悪いし、字も汚く、見せられるようなものではないかと…
そもそもiPadだから容量おかしい 0027本当にあった怖い名無し2018/12/25(火) 20:39:38.88ID:WKejfJ8T0
今思えば、友達の異変は別の要因で、
そのものは神経障害の猿だったのだろうか…?
ヒサルキ発祥のスレを当時リアルタイムで見てたが
元々は山の怪じゃなくて都市伝説系の話だったはず
いつのまにか山コワ系の話にすり替わってやがるな
どっちも「あか」の意味だが「ヒ」と読むのは「緋」やろ、とマジレス
0031本当にあった怖い名無し2018/12/30(日) 17:08:25.61ID:zheY45YO0
なにお前らツッコミ入れてんだよ真面目にレスしろや!
空気読めよ昭和脳
>>31自信の身の回りでやばい事は起こらなかったの? 0034本当にあった怖い名無し2019/01/05(土) 13:47:13.79
( ‘j’ ) 「え!?土曜日ど!?ヒエ〜ッ(後ろに倒れる」
_ ∩
⊂/ ノ ミ
/ / 倒れるだけで
し'⌒∪
( ‘j’ )
/ >‐ 、-ヽ 腹筋サタデーコア〜♪
/丶ノ、_。.ノ ._。).
〈 、〈Y ,
0035本当にあった怖い名無し2019/01/05(土) 18:49:12.05ID:4238rNnN0
0036本当にあった怖い名無し2019/01/05(土) 18:49:46.00ID:4238rNnN0