四月一日、俺は入院していた。まだベッドから起きれなかった。
病院スタッフや他の患者さんたちが
「れいわ、れいわ」と言ってるのを聞いて、
「礼和かぁ・・・」と、勝手に字を考えていた。

翌日、やっと起きれるようになり、歩いて売店に行ってみると、新聞に「令和」の文字が。
それを見たときの俺の気持ちは
「あれっ?その字なの!?」